薩摩半島・吹上浜より
明治23年、薩摩半島の西岸に創業。以来130年以上、この地に根を張り、焼酎を醸し続けてきました。
2006年、農業生産法人を取得。蔵元自らが土を耕し、原料と向き合う蔵として、新たな一歩を踏み出しました。気候や土壌の変化を肌で知ることが、酒造りの土台を支えています。
受け継いだ製法は守りながら、麹と酵母の組み合わせには、毎年小さな挑戦を重ねています。変えないことと、変え続けること。その両輪こそが、南国酒造の焼酎の味を今もかたちづくっています。
東シナ海に面した薩摩半島の西岸、吹上浜。日本三大砂丘のひとつにも数えられる、長い砂浜が続くこの土地です。潮風が吹き抜ける大地は水はけが良く、さつまいもの栽培に最も適した土壌のひとつとされています。
昼夜の寒暖差や、海からのミネラルを含んだ風。そうした条件が積み重なり、原料となるさつまいもに、しっかりとした味の濃さをもたらします。温暖な気候とこの風土が、南国酒造の焼酎の骨格を決定づけています。
黒麹、白麹、黄麹——それぞれが異なる個性を持ち、引き出せる味もまるで違います。香り系をはじめとした多種の酵母もまた、焼酎の表情を大きく左右します。
どの麹を選び、どの酵母と組み合わせるか。答えは数値ではなく、職人の五感の中にあります。昔ながらの製法を守りながら、その選択を毎年繰り返しています。それが、南国酒造の造りです。
伝統——昔ながらの製法、この地への敬意。
探究——麹と酵母の、果てなき問い。
南国酒造の焼酎は、その絶妙な調和の中から生まれます。明治二十三年から積み重ねてきた時間が、今日の一本に宿っています。
西海の薫
黒麹仕込み濃厚で深い味わい。芋本来の旨味と甘みが力強く感じられ、なめらかな余韻まで楽しめる骨太な一本。黒麹らしさが際立つ、南国酒造の王道です。
西海の薫
白麹仕込み1年以上の熟成を経た、ふくよかで優しい味わい。上品な甘みとまろやかな風味が時間をかけてさらに深みを増し、ほどけるように、ゆっくりと消えていく余韻を持ちます。
| 明治23年 1890年 |
創業者・原口金次郎により創業 |
| 昭和28年 1953年 |
法人設立 |
| 平成18年 2006年 |
農業生産法人取得、自社農園スタート |
| 平成25年 2013年 |
有機農産物認証(自社農園)を取得 ※登録認証機関の JAS登録認定事業者一覧はこちら |
| 令和4年 2022年 |
農業生産法人 南国酒造株式会社に商号変更 |
| 令和7年 2025年 |
有機JAS認証(有機加工食品)を取得 ※登録認証機関の JAS登録認定事業者一覧はこちら |
— 吹上浜より、現在へ —
この蔵が醸した焼酎を、ぜひ手に取ってみてください。
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